sports diary of treasure

サッカーを語ります。好きなチームは川崎フロンターレ。

「今はまだ上積みの期間」 ACL 第1節 上海上港戦 雑感

この試合、フロンターレは0-1で敗戦。

これで2018年の公式戦は二連敗スタート。

ちなみにフロンターレが公式戦で連敗するのは22ヶ月振りとなってしまった。(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180211-00000158-sph-socc)

いきなり躓いてしまった印象だが私はまだ今シーズンの心配はしていない。

なぜなら今はチームとしてやりたいことを擦り合わせる(風間監督の言葉を借りると“目を揃える”)期間であり、2月の時点でチームの状態をピークに持ってくる必要は全くないからだ。

約一年を通して戦うシーズンにおいて、序盤戦は最も取りこぼしが許される、言い換えれば戦術・メンバー構成において最も冒険ができる期間だと私は思う。

今は試合を重ねる毎に内容を改善しながら課題を見つけていくのが重要であり、6試合のうちの初戦を落としただけでグループステージの行く末を悲観するのはまだ早い。

幸い、フロンターレセレッソ大阪と戦ったゼロックススーパーカップよりも内容は改善していた(特に攻守の切り替え)のと同時に中央・自陣エリアでの安易なコントロールミスからのボールロストが目立つといった課題も見つかった。

最も、内容が悪いながらも勝ち点を重ねていくのが理想なのだがアジアの舞台はそこまで甘くないと上海上港は教えてくれた。

次の蔚山との試合で更にアップデートした状態で試合に臨めれば自ずと結果を残せるはず。

シーズンが開幕した今のうちに内容を上積みしていくことで全ての公式戦で安定した戦績を収められるようになり、夏場から「負けないチーム」になる事がタイトル獲得への近道となるのは2017シーズンの経験から証明されている。

3月下旬までは結果だけに着目せずに「前の試合より内容が改善しているか?」という点を重視して今季のフロンターレを見守っていきたい。


※雑談※
この試合で等々力に凱旋した元川崎フロンターレのフッキだが風邪をひいてたらしい(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-01650518-gekisaka-socc)
彼らもまだ上積みの段階であり、4月に再び対戦するときは更に難しい試合となるだろう。